こんないい暮らしはしたことない モロッコの南の町から

写真は私の家の屋上から家の後ろ側を見たものです。

昨日の天気予報では今日は雨とか、本当に12時頃、雨がぱらつきました。天気予報よう当たるな。

当たるはず、下から雲を眺めているのではなく、上から下の雲を、それも地球全体で見ているのだから、よう当たるわけですね。大雨でもまた降るのかなと思ったらぱらついただけで今は止んでいます。

モロッコの人たちは雨降りが大好きで、雨の悪口を言わないようにしています。神が恵みの雨を降らせてくれたと思っています。それだったら、恵の日差しを与えてくれるのも神であり、同じように感謝しなくてはならないのに、あまり恵の日差しをありがとうと神に感謝することは少ないようです。

ぶらぶら気の向いた時に絵を描いて暮らしています。描き上げた絵は大体すぐに売れるので最近は気が楽です。

ラバトに何時も売ってもらっている画商が居るので、そこに送れば売ってくれるので楽です。自分で売るとなるとこれは大変な苦労があります。

好きな絵を好きな時間に描いて食っていけるので、こんな楽な生活はありません。

この前のコロナや戦争などが起ると絵を買う人は居なくなるので大変なことになります。そうなった時は絵を描き溜める時期が来たと思い絵を沢山描き溜めたいです。そして、再び絵を買ってくれる人が現れるまでなんとか生き延びて行くしかないです。

好きなことして食っていけるのが最高です。私の絵の評価もある程度確定しているようで本当にありがたいことです。

こんな日が来るとは想像できませんでした。日本でも販路を作りたいと思い日本に住む次女に頼みましたが、芳しい返事が来ません。

まあ日本で売れなかったらモロッコだけでもいいやとも思い始めました。これからあと何年生きるか知りませんが、そう長くはないだろうから、まあいいや、出来ることをしていこうという気になっています。